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老齢厚生年金の計算

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老齢厚生年金の計算です。

○ 定額部分の計算は

特別支給の老齢厚生年金は、定額部分に報酬比例部分を加えた金額です。定額部分 は65歳になると老齢基礎年金に移行することになります。

平成22年度の定額部分の計算は、
1,676×給付乗率×被保険者月数×0.985 の計算式で求めます。

1,676円は定額単価で、 平成12年改正時の老齢基礎年金の満額年金80万4,200円を480で割った金額で す。また給付乗率は生年月日により異なりますが、昭和21年4月2日以後の生まれの 人からは「1」となります。

被保険者月数には上限が定められていますが、昭和21年4月2日以後の生まれの人 の上限月数は480月です。

また、スライド率の0.985は物価下落分を凍結後の 平成15年度以降の累積の物価下落率分です。

なお平成12年度から14年度にかけての物価下落分を、政治的判断 などで凍結した部分がマイナス1.7%ありますが、いずれ今後の 物価上昇で解消される見込みです。

そしてこのマイナス1.7% は、「借りの1.7%」葎乙として現在も残ったままとなっている のですが、平成15年度以降の下落分は計算式に反映されています。

また、定額部分の計算に当たっては、中高齢の特例に該当 する人については実際の加入年数が15年から19年であっても240 月とみなして計算します。

○ 報酬比例部分の計算

定額部分は被保険者期間に比例する年金であり、所得再配分の要 素を含んでいますが、報酬比例部分は払った保険料に比例する部分 です。

報酬比例部分は65歳からは本来の老齢厚生年金に移行します。
ま た総報酬制導入(平成15年4月)をまたいで加入月数のある人は、導入前後に分けて計 算し、後で合算します。

報酬比例部分の計算式(平成22年度)は (A+B)×1.031xO.985となります。

A11平均標準報酬月額x給付乗率×平成15年3月以前の加入月数 B11平均標準報酬額(賞与込み)×給付乗率×平成15年4月以後の加入月数 なおこの1.031は、平成6年改正後の累積物価上昇率分で、定額部分の 計算の際の定額単価には、この部分が織り込み済みとなっています。

0.985は定額部分の計算同様、下落分凍結後の物価下落分です。

また定額部分の計算と違って上限月数の制限はなく、実月数が基本となります。
報酬比例の計算の際の給付乗率は、平成12年度に5%カットされた関係で 「給付乗率」は2本立てになっています。

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